CATEGORY インタビュー

「教育と医療、そして在宅の架け橋に」かがやきキャンプ施設長・藪本保さんの夢と挑戦

「教育現場と医療の橋渡しがしたくて、理学療法士になったんです」 そう語るのは、藪本保(やぶもとたもつ)さん。岐阜県岐阜市に隣接した岐南町にある、医療型短期入所施設「かがやきキャンプ」の施設長を務めながら、理学療法士として…

「その人が豊かにいきられる地域をつくりたい」ウィル訪問看護ステーション仙台代表 須藤健司さん

その人が豊かに生きられる介護のかたちとは、どんなものだろう――。 介護に携わったことがある方なら、誰もが考えたことがある問いではないでしょうか。この問いに、25年もの間、専門職の立場からまっすぐに応えようとしてきた方がい…

「精神看護で大切なのは“普通の人”として接すること」みのり訪問看護ステーション・岡本史彦さん

「精神看護の魅力は、”こうあるべき”から解放されることなんです」 そう語るのは、訪問看護ステーションみのりで働く看護師の岡本史彦さん。訪問看護ステーションみのりは、大阪を中心に展開する精神看護専門の訪問看護ステーションで…

「『自分らしく生きる』を排泄から支えたい」株式会社aba 宇井吉美さんが「Helppad」で作りたい未来

おむつを開けなければ排泄しているかどうかがわからないうえに、1日に何度も行わなければいけない排泄ケア。介護する人にとっても、される人にとっても負担が大きく、家族が自宅で介護する場合は「家に帰れるかどうかの分水嶺」とも呼ば…

「特定看護師になって、患者さんにより近い存在になれた」高根診療所・高原文香さん

「地域の方の中にはちょっとしたケガをしたとき、『高原さん、これ見てよ』と診療所の窓から話しかけてくれる方もいるんですよ」 そう楽しそうに話してくれるのは、岐阜県・高根診療所で特定看護師として働く高原文香(たかはら・あやか…

自立とは助け合いながら生きること。31歳でPLSを発症した落水さんが「死にたかった」日々から抜け出すまで

「PLS」(原発性側索硬化症)という病名を聞いたことがありますか? 100万人に一人の確率で発症すると言われ、全身に命令を伝える神経が少しずつ壊れることで体が動きにくくなり、症状が進行するといずれは寝たきりになる病気です…

「望まない救急搬送を減らす」ため、ステーション管理者をしながら大学院へ。LIC所長・黒沢勝彦さんの挑戦

咄嗟の判断で救急車を呼んだことが、本人・家族の望まない状況をもたらしてしまうことがあります。 例えば……下記のような状況。 ・「延命治療はしない」と決めていたが、自宅で容体が急変し救急車を呼んだら人工呼吸器を付けられてし…

「私たちにできるのは“物語としての命”に向き合うこと」リガレッセが目指す地域看護の形

兵庫県北部に位置する豊岡町で、訪問看護ステーションと看護小規模多機能型居宅介護(看多機)を運営する、一般社団法人 ソーシャルデザインリガレッセ。 「看護はもっと日常の暮らしの側にあるべきもの」という思いの元、看護師の大槻…

世間のメジャーで人を評価しない。就労継続支援B型事業所ハーモニーが目指す「居場所」作り

世田谷区にあるハーモニーは、「就労継続支援B型」と呼ばれる分類に属する、主に統合失調症などの精神疾患を抱えた人のための就労支援施設です。 他の場所に馴染めなかった人のための「居場所」として運営されてきたハーモニーのスロー…